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RC住宅(RC造)の2階建ての特徴や費用相場とは?

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目次

理想のマイホームを考えたとき、スタイリッシュな外観や安心感からRC住宅(鉄筋コンクリート造)に憧れる方は多いのではないでしょうか。しかし、木造の家と比べて費用が高そう、工期が長そうといった疑問も湧いてくるでしょう。

この記事では、RC住宅2階建てを建てるための費用相場から、絶対に知っておくべきメリット・デメリットまでを分かりやすく解説します。

RC住宅・2階建ての費用相場と工期目安

家づくりをスタートする際、最初に把握しておきたいのが必要なお金と工期に関する数字です。ここでは、木造住宅と比較しながらRC住宅の相場観やスケジュールを紐解いていきましょう。

建築費用の坪単価相場

まず気になるのは、やはり建物を建てるためにかかる初期費用です。

RC住宅2階建ての坪単価は、一般的に100万円以上が目安となります。デザインや設備にとことんこだわる高級注文住宅となれば、坪単価が140万円前後になるケースも珍しくありません。

一般的な木造住宅の坪単価が約60万〜80万円程度であることを考えると、初期費用は割高に感じられるでしょう。

コンクリートを流し込むための「型枠」を作ったり、内部に鉄筋を組んだりと、現場での大掛かりな作業と職人の手間が多くかかるのが価格を押し上げる主な理由です。

解体費用を含めたライフサイクルコスト

初期費用だけでなく、数十年後という将来のことまで見据えたお金の計算も大切です。

RC住宅は建てる時だけでなく、将来的に建て替えや更地にする際の解体費用も木造より高くなります。頑丈な作りになっているため、壊すのにも専用の大型重機や手間がかかってしまうのです。

一方で、耐用年数(建物の寿命)が長いため、何世代にもわたって住み続けられます。さらに火災に強いため、毎年の火災保険料が木造より安くなるというメリットもあります。

生涯にかかるトータルコスト(ライフサイクルコスト)で考えると、実はコストパフォーマンスに優れた選択肢といえるでしょう。

完成までの工期とスケジュールの目安

家づくりをスタートしてから新居に引っ越しできるまでの期間も、建物の構造によって大きく変わります。

一般的な木造住宅の場合、着工から完成までおよそ3〜4ヶ月程度が標準です。それに対してRC住宅2階建ては、6〜8ヶ月程度の長い期間を見込んでおく必要があります。現場で鉄筋を組み、型枠を作り、そこにコンクリートを流し込んでしっかりと固まるのを待つ「養生期間」が欠かせないためです。

また、雨の日はコンクリートを流す作業ができないなど、天候の影響を受けやすい点も工期が長くなる要因の一つ。仮住まいの家賃や引っ越しの時期など、スケジュールには十分な余裕を持った計画を立てましょう。

RC住宅2階建てのメリット

費用や工期がかかっても、あえてRC住宅を選ぶ人が絶えないのには明確な理由があります。ここでは、RC住宅ならではの魅力や強みを見ていきましょう。

耐震性・耐久性に優れ、寿命が長い

家族の命を守る建物の強さは、住まいに求める最も大切な条件です。

RC住宅は、引っ張る力に強い「鉄筋」と、圧縮される力に強い「コンクリート」を組み合わせた非常に強固な構造を持っています。そのため、地震の激しい揺れや台風の強風に対して圧倒的な強さを誇るのが特徴です。

また、法律で定められた耐用年数(法定耐用年数)は木造が22年であるのに対し、RC住宅は倍以上の47年。実際には適切なメンテナンスを行えば、さらに長く住み続けることが可能です。世代を超えて資産価値を保ちやすいのは、家族にとって大きな安心感につながるでしょう。

大空間や大開口部など自由な間取りとデザイン性

自分たちだけの理想の空間を自由に形にできるのも、RC住宅の大きな魅力の一つです。

木造の場合、建物を支えるためにどうしても部屋の途中に柱や壁を設ける必要があります。しかし、壁全体で建物を面として支えるRC住宅なら、柱のない広々としたLDKを作ることも夢ではありません。壁一面をガラス張りにするような大きな窓(大開口部)も実現できるでしょう。コンクリート打ちっ放しのクールでスタイリッシュな外観に憧れて、RC住宅を選ぶ方も少なくありません。思い描くデザインをそのまま形にしやすい、自由度の高さは魅力的だといえるでしょう。

気密性・遮音性が高く快適な住環境

日々の暮らしやすさに直結する、静かで快適な環境づくりにも適した構造といえるでしょう。

コンクリートは非常に隙間ができにくい素材であるため、室内の空気を逃がさず外気の影響を受けにくい「高気密」な空間を作れます。さらに、素材自体が重くて分厚いため、音を遮る能力に優れているのも見逃せないポイント。外の車の音や激しい雨音をシャットアウトするだけでなく、家の中のピアノの音や子どもの足音が外に漏れるのも防いでくれます。

二世帯住宅で生活音が気になる場合や、交通量の多い道路沿いに家を建てる場合でも、静かで落ち着いた生活を送れるでしょう。

RC住宅2階建てのデメリットと注意点

魅力がいっぱいのRC住宅ですが、理想の住まいを後悔なく建てるためには事前に知っておくべき注意点も存在します。

建物が重いため基礎補強・地盤改良費用がかかる

頑丈であることは、同時に建物が「重い」ということも意味しており、RC住宅は木造の数倍もの重量になります。そのため、建物を根底から支える地面(地盤)にも高い強度が求められます。もし土地の地盤が弱いと判定された場合、地中深くまで強固な杭を打つなどの大掛かりな「地盤改良工事」を行わなければなりません。

この地盤改良には数百万円単位の費用がかかるケースもあり、建築費用全体の予算を大きく押し上げる原因になります。土地を購入する際は、地盤の強さもあわせて事前に確認しておきましょう。

断熱性と結露・カビ対策が必須

コンクリートの性質を正しく理解し、適切な対策を施すことが毎日の快適さの鍵を握ります。

コンクリートは熱を伝えやすい性質を持っているため、夏は外の熱気を、冬は冷気をそのまま室内に伝えてしまいます。何の対策もしなければ「夏は暑く、冬は寒い家」になってしまうため、建物の外側や内側に適切な断熱材をしっかり施工することが絶対に欠かせません。

また、気密性が高いゆえに湿気がこもりやすく、結露やカビが発生しやすい点にも注意が必要です。24時間換気システムを導入し、空気が常に循環する設計を取り入れるなど、どのように換気をするかが大切です。

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