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目次
RC住宅(鉄筋コンクリート住宅)の屋根の構造は木造住宅とは全く異なり、またメンテナンス方法も異なります。ここではRC住宅の屋根の種類、特徴、メンテナンス方法などをまとめました。
RC住宅は鉄筋コンクリート構造のため、屋根も鉄筋コンクリート構造となります。鉄筋の強さとコンクリートの耐久性を活かし、高い耐震性、耐火性、遮音性を実現できます。また風雨や火災にも強く寿命も長くなります。
都市部の住宅や集合住宅で一般的に採用されています。
RC屋根は主に「陸屋根」と「傾斜屋根」の2種類あります。それぞれの特徴を説明します。
陸屋根とはフラットな屋根で、木造住宅で一般的な三角屋根とは外観も大きく異なります。屋根が水平なので屋上をさまざまな目的で利用できますが、雨水が溜まりやすく防水処理は必須です。
大きな特徴は、建物と屋根が一体のコンクリートで造られていることです。瓦やスレートなどの屋根材を後から載せるのではなく、コンクリートの床板そのものが屋根の役割を果たします。
そのため台風や地震で瓦がずれたり落下したりするリスクがなく、非常に堅牢です。
傾斜屋根は勾配屋根とも呼ばれ、デザインや機能性を追求する際に採用されます。勾配があるので雨水排水がしやすく、近年増加しています。
勾配のついた面に防水層を施工するのに専門的な技術が必須となるので、陸屋根より工事費用は高くなります。
RC屋根は、木造住宅のように屋根を後から載せるのではなく、柱や壁と同時にコンクリートを流し込んで造ります。建物全体が強固な一体となるので、耐震性・耐風性が非常に高くなります。
屋根の厚さは用途によって120〜200㎜程度ですが、微細なひび割れなどから水が浸入する可能性もあります。コンクリートスラブの上には防水層を設け、経年劣化やひび割れに対する定期的なメンテナンスが必要です。
RC屋根は壁と同様にコンクリートでできているため、高い耐火性や耐震性、遮音性があります。陸屋根の場合は屋上スペースを利用することもできますが、防水は重要です。
傾斜屋根は雨漏りリスクは比較的低くなりますが、素材の選定と施工が耐久性の維持に大きく影響します。
いずれにしても定期的なメンテナンスが耐久性の維持に不可欠です。
RC屋根で重要なのは、防水です。フラットな陸屋根の場合は、屋根としての性能を確保するために、ウレタン塗膜防水、アスファルト防水、シート防水の防水層により水の浸入を防ぎます。
傾斜屋根の場合には、軽量で耐久性に優れ、サビに強い金属屋根材(ガルバリウム鋼板)や、デザイン・景観に合わせたセメント瓦、スレート瓦などを使用します。
RC屋根は、柱や壁と一体となるため建物全体の剛性が高く、地震や台風などの天災に対して高い耐久性を発揮します。
耐火性や防音性も高いため、住宅街においてもメリットが大きいです。
ただし防水層の劣化による雨漏りや内部の鉄筋の腐食のリスクがあるので、初期の防水とその後の定期的なメンテナンスが重要です。