岡山の“普通じゃない”RC住宅展 » RC住宅を建てる前に知っておきたいこと » RC住宅にメンテナンスは必要?

RC住宅にメンテナンスは必要?

このサイトは 「サンオリエント」をスポンサーとして、Zenken株式会社が運営しています。

目次

RC住宅は鉄筋コンクリート造の家のことです。木造建築と比較すると、耐久性が高いことで知られています。素材自体の寿命も長い点もメリットです。ただ、メンテナンス不要なレベルではありません。RC造でも劣化する箇所は多数あるからです。

RC住宅にもメンテナンスは必要

RC住宅の法定耐用年数は47年です。木骨モルタル造が20年、木造や合成樹脂が22年ですから約2倍もの開きがあります。法定耐用年数は国税庁による資産の種類や構造や用途別に定めた耐用年数で、納税額の指標のひとつです。

資産価値としての指標で実際の、耐久性や耐震性とは異なります。そうだとしても、建物の取り壊しまでの年数といった数字は統計データに基づいているのです。一般的な耐用年数の指標として、法定耐用年数は大きな意味を持ちます。

RC造住宅の耐用年数は長いですがメンテナンスをしなくても、良好な状態を保てるかどうかはまた別の話です。放置すれば耐用年数が長くても、寿命は短くなります。そのため、RC住宅でも長持ちさせたければ、メンテナンスは欠かせないのです。

メンテナンスが必要なケース

コンクリートのクラック

コンクリートの壁にできる亀裂はクラックと呼ばれています。髪の毛レベルの細いクラックなら見た目の問題だけで、構造自体に深刻な影響はありません。ただ、髪の毛より細く名刺が入る幅になると、雨水が入り込み大きな問題に発展します。

コンクリートの欠落

クラックからコンクリート内部に雨水が入り込むと、鉄筋が腐食します。鉄筋は腐食すると膨張するのが特徴です。コンクリートが押し出された結果、外壁で欠落が発生します。欠落が増えれば美観レベルではなく早急な対処が必要です。

外壁塗装・鉄部塗装

外壁や鉄部は塗装されています。塗装をしないと下地が劣化するからです。雨や風や雪や紫外線など外部からダメージを与える要因はたくさんあります。ただ、塗装も耐用年数があるのです。放置すると劣化して雨が侵入して内部にダメージを与えます。

屋上防水

屋上は基本的に防水処理がされています。ただ、外壁塗装と同じく一度施工すれば、永遠に効果が続くものでもありません。長期間放置して劣化がひどければ、全面張り替えも視野に入りコストがかかります。定期的にメンテナンスが必要です。

まとめ

RC住宅は木造住宅より耐久性が高く、国税庁による法定耐用年数が木造建築よりも長く設定されています。ただし、メンテナンスを一切しなくても大丈夫なものではないのです。メンテナンスをしないと劣化するのは木造住宅と同じです。壁の亀裂であるクラック、コンクリートの欠落、外壁塗装をして10年以上経過した、屋上防水などメンテナンスをするところはたくさんあります。RC住宅の耐久性はメンテナンスあってのものという点は忘れないようにしましょう。

「高性能な家」を建てたいなら
RC住宅を選ぶべき理由

オシャレな家を建てるならRC住宅?
施工事例と併せてチェック

岡山の普通じゃないRC住宅サンオリエントの公式HPでプランを見る
岡山の普通じゃないRC住宅サンオリエントの公式HPでプランを見る 電話で問い合わせる